第1回委員会(11.10.7)
第1回委員会報告(11.10.7)
第1回委員会で交わされた、「現状リスト」の課題の洗い出しにつき、当日交わされた結果を整理しました。概ね出された意見・提案の全てを掲載しています。
【募集】
ここに掲載の見解に目を通してのご意見や、まだここに含まれない新たな気付きにつき、センター関係者からの見解を広く求めます。いただいたご提案も加えて、次回第2回委員会において、さらにこれらの課題について議論し、検討を重ねる予定です。ご協力のほどお願いします。
(第一回会合に参加した方も、しなかった方も、新たなご意見を寄せていいただくことができます。)
(第ニ回以降から、初参加したい、という方も歓迎します。)
(ご意見の提出方法については、投稿のルールをご覧下さい。)
報告 -現状リストの課題の洗い出し-
<<意見交換の結果データ(2班にわかれて行ったワークの見解を統合しています。)>>
1)【常に身につけるもの、の発想】
- 基本品目のまえに「常に身につける」項目を加えてほしい。
- 貴重品は常時身に付けるものと金庫に入れるものあり。金庫のものは持ち出し困難。
- 「常に身につけている」携帯電話。それに何かつける提案はどうか?ホイッスルなど。
- 気に入ったアクセサリー(貴重品)は常に見につけておく。
- 津波を考えると身につけておいたものしかもっていけない。
- 防水ウォッチを常に付けておく。
- 携帯電話、充電器、持病の薬棟は必ず身に付けること常時携行品
- 常時携行品
- 常時携帯品のリスト化
- 携帯電話は身に着ける
2)【個々のグッズに関する事項】<必要な品目と、それらの見解・注意点>
1)既存アイテム
- モノ+使い方、備え方(情報)
- 現金(10円玉)は50枚も必要ない。紙幣で5万円くらい入れておく方がいいと思う
- 現金10円玉→公衆電話がなくなってきている現状→携帯電話など
- 携帯電話
- 携帯電話 →年配の方など持ってない人がいることへの配慮も必要。
- 水、ペットボトル2本(地震-洪水-台風-山崩れ-放射被ばく)グッズとして最優先
- 水は5年とか6年保つものがサンプルとして置かれているが、普通のペットボトルを毎年更新するのが良い。
- 持病薬、透析証、血圧降下剤、インシュリン
- 自分の使用している薬のリスト
- ラジオ付懐中電(ローソク)
- 衣類、防寒服(パーカ)、大型タオルケット
- ひも(ロープ)(ガムテープ)
2)新グッズ(新しく追加したら良いと思われるグッズ)
- チョコレート キャンデー類
- ブルーシート
- 車のトランクに備えた工具類利用
- ホワイトボード(100円ショップにある)(避難先を記入できる)
- 大きいサイズのハンカチ6枚(女性下着になる)
- 缶切りは絶対必要(経験から)
- オイルサーディンまたは油漬けの缶(小さいもの)=ランプの代用になる
- 避難の際のはきやすく、ぬげない、足のつかれない運動靴の準備
- 生理用品は「女性用」と考えられるが非常用に傷口を水で洗ってあてることができるので31点の中に入れたほうが良いと思う。
- 携帯電話を電池で充電できる充電器が必要
- 携帯電話の充電器
- 携帯は充電器(付属の)共に用意。私は常に一緒に持ち歩いています
- 携帯電話の充電に(機種によって違う)必要なものを加える
- 複合機器(ラジオ、ランプ、充電)サバイバル
- 通帳は大事(でもたくさんあると重い)
- 必要時要援護者である旨の表示(服装)→表に出ない病気などを持ち合わせている人は、それを他人に簡単に認識してもらえるような工夫が必要。
- 水の中を非難する時、杖のようなもので前方を確かめるもの
- 重曹
- 下着
- スリッパ、サランラップ
- ホイッスルが31点にない→防災のグッズという観点からは必要では?(重くない)
- 蚊取り線香とか
- 貴重品は共通項目に入るのでは
3)不要なグッズ(現リストから削除すべきと思われるグッズ)
- 現金(10円玉)は50枚も必要ない。紙幣で5万円くらい入れておく方がいいと思う
- 現金10円玉→公衆電話がなくなってきている現状→携帯電話など
3)【グッズ全般(セット品目に関する事項)】
- 31品目のうち、優先順位の高いものは?
- 1次持ち出し品の洗い出し(今の時代に合っているか)
- 現在の一次持出し品は量が多すぎる
- 現在のバッグは重い。(子供連れのお母さんなど、子供だけで大変な状況で8kgを背負うのは大変。
- もっと軽くしたい。
- 2次持ち出し品、こんなに必要?(食料の品数とか)
- 多様性=個々の事情、女性用。高齢者、赤ちゃん用の発想は良いので、表の表現に工夫を。
4)【備え方の視点】
- 車に備える。(車の中に非常持ち出し品を置く)
- 備え方の工夫(携帯、リュック、家、車に各1つある)
- 非常持ち出し品の置き場所の推奨。どこに置くのか?
- マンションの高層階に住む人は、家こそは倒壊しないが、避難する必要は出る可能性がある。
- 現状のリストを持つと「重い」という問題解決のため、「地域(自治会など)で準備する品目」を加えてはどうか。
5)【リストの想定・設定に関する事項】想定(防災グッズを検討する際に想定すべき事項、方法)
- 一人が一つ必要(はなればなれになる場合を考えると。。。)
- ライフラインがストップしたという設定を表示すべき(注意書きが必要)
- 家庭内に常時最低限命を守るため必要なものを備える
- 公共の機関が提示するグッズのリストであるため、特化した商品ではなく一般的なモノをリストアップする必要がある
- 「携帯する」という考え方が必要→0次グッズ
- 特別なキットではなく普段使いの方法を提案しては?
- 非常持出し品とは「あくまで非常の際の備えです」と注意書きが必要
6)【どのようなリスト編集・構成・レイアウトにすべきか、という観点からの考え方】
- 各グッズに重みをつけることで優先順位をつけるとわかりやすいのでは?
- リストの行数は必要最低限でも良いので、(ヒントとともに)必需品は印刷し、個別に自分の為の必需品を自ら記入させてはどうか。
- 自分のアイテムをかける空欄
- 備考メモの見直し(もっとわかりやすく)字が小さくあまり読まれていない。
- 何に困るか?を中心に構成する。例:寒い→ブラケット、etc. 痛い→救急、薬、暗い→マグライト
- KOBE版とタイトルに銘打ち、KOBEの実際例も備考コメントに示すようにする
- チェックリストとは別に、各品目が必要になった実際のエピソード集を作っては?
- 対象者枠の拡大(身心障害者、外人、ペット)
- 常時携帯品のリスト化
- 分類方法をわかりやすく(1次持ち出し、2次持ち出し、携行品?)
- 1次のカテゴリわけ(31点のカテゴライズ)
- モノ+使い方、備え方(情報)
- 新たな情報の追加(被災メモ、人防PR)
- ふりがな、イラスト(子供が活用)
- A3三つ折りは不便なのでA4サイズが良い
7)【ひとぼうが編集・発信するリストのコンセプト設定に関して】
- 他災害への対応は?
- 単なるリストではなくひとぼうから発信したリストとしての付加価値をどうつけるか?
- 神戸バージョンのリスト 都市対応型携帯のために通信網の信頼性を向上させる。
- 完璧なリストにするのか?
- 最近の話題(東日本大震災)の津波、放射能対策は、東日本の経験者に委ね、今回特に追加しない。
- 東日本、中越の時に役立ったもの
- 品目の選定には阪神淡路大震災の時に役立ったものに特化すべき
- 地震以外にも災害はあるので各災害のバージョンを作る必要はあるのでは?
8)【リストという現物の、あり方、活用や利便性からの仕様の提案】
- そもそもこのリストは持ち運びにくい。
- 携帯できるリストにし、名前住所を書けるようにする→簡単には捨てられないものになる。
- リストを三角巾に印刷して配る、とか
- 訓練のたびに確認できる「保存版」に。
9)【委員会活動の進め方について】
- 前回のリスト作成参加者をもっと誘い出しましょう。
- これからは年度更新することにする!陳腐化対策+学び合いのため
<<各班に分かれて検討された結果の様子>>
第一班
第二班
- 最終更新:2012-03-18 09:57:32